無料で、英文法の勉強をしていると、英語学習で挫折する!
インターネットでも、英文法を学習できる便利な世の中になりました。
しかも、大抵、無料で学習できるので、重宝している人も多いのではないでしょうか。
しかし、ネットの英文法サイトを利用する際は、注意が必要です。
無料だからといって、気軽に、ネットのサイトで勉強していると、逆に、英語学習で挫折してしまって、元も子もなくなることがあるのです。
でも、なぜ、ネットのサイトで学習していると挫折するのでしょうか。
<目次>
1.ネットと英語の参考書の違い
1−1.インターネットには粗悪な教えかたのサイトがある!
1−2.インターネットだと間違ったことを覚えてしまうリスクがある!
1−3.信用できるHPもある!
2.本はたった数千円で一生のスキルが身につく!
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ネットと英語の参考書の違い
インターネットのいいところは「いつでも」「誰でも」「気軽に」情報を発信できることです。
「記事にしたい」と思うだけで誰にも止められることなく情報発信できます。
これと180度、逆なのが、本の出版です。
・本を出版するには、何かしらの実績や肩書が必要です
・たとえ実績や肩書があっても、編集者がOKを出して、かつ、企画会議と呼ばれる会議に通らないと、本にはなりません
・出版企画が企画会議を通過しても、本を書くときに編集者や校正者のチェックがはいります
「誰でも気軽に出版」というわけにはいきません。
これが英語学習に大きな影響を及ぼします。
どういうことでしょうか。
インターネットには粗悪な教えかたのサイトがある!
学習する上で、一番、重要なものは、何だと思いますか?
私は「教え方」が一番重要だと思います。
よくわからなかったことも、わかりやすい先生に教えて貰うことで、一気に得意になりますが、逆に、わかりにくい先生に当たれば、全く理解できずにその教科のことが嫌いになりますから。
インターネットでは、誰でも、自由に、情報を発信できるので、人に英語を教えたことがない素人でも、気軽に、英文法の解説サイトを作成することができます。もっというなら、お金儲けのために、平気で「悪い教え方」を書いている人もいます。
そのような人たちのHPを、「無料だから」という理由で、読むと、英語が嫌いになる恐れがあります。
一方、本の出版は、どうでしょうか。
普通の出版社なら編集者など色々な人が原稿を読みますし、そもそも実績や肩書がないと本を書けないので、悪い教え方がある参考書は少ないです。
必ず、わかりやすいわけではありませんが、少なくても、インターネットにある悪徳サイトよりも、利用価値はあります。
というわけで、無料だからといって、インターネットの英文法のサイトで学習ばかりしているとわかりにくい解説手法、もっというなら悪い教え方で、英語が嫌いになることもありえます。
インターネットだと間違ったことを覚えてしまうリスクがある!
本は著者だけのものと思われがちですが、本の制作には著者だけではなく編集者、校正者と複数の人間がかかわりますし、ネイティブによるチェックも入ります。
確かに不正確なこともありますが、誰もチェックしないネットに比べると微々たるものです。
無料だからといって、インターネットで一生懸命覚えたことが間違っていたら目も当てられないですよね。
信用できるHPもある!
だから、ネットは信用できないと言っているわけではありません。
中には、わかりやすさで、有名なサイトもあります。
たとえば「Get you!! English!! わかりやすい英文法」というサイトは、「わかりやすさ」で有名なサイトです。
このサイトで、英文法を勉強すれば、英語が好きなるという話を聞きます。
あとは、「英文法から攻略」も有名です。
というわけで、ネットは必ず信用できないわけではなく、色々ある英文法サイトの中から、価値あるサイトを見分ける目が必要なのです。
というわけで、英文法の無料サイトは、英語の参考書である程度、知識を身につけてから学習するといいでしょう。
本はたった数千円で一生のスキルが身につく!
今、20歳とします。
平均寿命から考えると、あと50年は生きることになりますが、(英語を使い続ければ)英語のスキルはその50年間役立ちます。
確かに本は高いです。
しかし、たった数千円で、50年間、役立つと考えればかなり割安だと感じるのではないでしょうか。
本という正しい情報を元に、「もっとわかりやすいものはないかな」と無料のインターネットで探すのが一番いいと、わたしは思います。