不定詞の副詞的用法(too A to〜)(中学英語)

このページでは、中学2年生で学習する「不定詞の副詞的用法(too A to〜)」について、丁寧に説明しています。もう「英語が苦手」とは言わせません!

<目次>
1.「too A to〜=あまりにAで〜できない」を覚えよう!
2.「too A to〜=あまりにAで〜できない」の英作文!


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「too A to〜=あまりにAで〜できない」を覚えよう!

「He is too young to go there.」を訳してください。
※)「too」は「あまりにも」という意味です。

つぎのように、toで区切ってみます。

He is too young / to go there.

「He is too young」は「彼はあまりに若い」ですね。
そして「to〜」は、つぎのいずれかで訳します。

1.〜すること(不定詞の名詞的用法)
2.〜するための、〜すべき(不定詞の形容詞的用法)
3.〜するために、〜して(不定詞の副詞的用法)
4.前置詞

今回は、上記3ですね。
これ以外では変な訳になってしまいますから。
よって、「to go there」は「そこに行くためには」となります。

まとめます。

「He is too young」は「彼はあまりに若い」
「to go there」は「そこに行くためには」

よって「彼はあまりに若い。そこに行くためには。=彼は、そこに行くためにはあまりに若い。」となります。
言いたいことはわかると思いますが、もう少し意味がわかるようにしたいですね。

そこで「too A to〜」の形がでてきたら、公式のように「あまりにAで〜できない」と訳すのだと覚えておきましょう。
使いかたは先ほどと同じように、toの前で区切って「too A / to〜 = あまりにAで / 〜できない」とします。

・too A = あまりにAで
・/ to〜 = / 〜できない

よって、つぎのようにできます。

・He is too young / to go there.
→ He is too young = 彼はあまりに若くて
→ to go there = そこに行けない

よって「彼はあまりにも若くてそこにいけない。」となります。

「too A to〜=あまりにAで〜できない」の英作文!

「彼はあまりに貧しくて、車を買えない」を英語になおしてください。

「あまりにAで、〜できない」を見たら、「too A to〜」を思い出しますか?
すぐに思い出すように、しっかり覚えておいてください。

さて、英作文も同じです。
toの前で区切って「too A / to〜 = あまりにAで / 〜できない」とします。

「あまりにAで / 〜できない」なので「彼はあまりに貧しくて、/ 車を買えない」と区切れますね。
あとは公式を使います。

・彼はあまりに貧しくて = 「too A」を使う = He is too poor
・ / 車を買えない = 「/ to〜」を使う = to buy a car

よって「He is too poor to buy a car.」となります。

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