前置詞〜untilとby(中学英語)
今回のポイントは、前置詞の「until」と「by」の違いです。このページでは、中学3年生で学習する「前置詞(untilとby)」について説明しています。もう「英語が苦手」とは言わせません!
<目次>
1.untilとbyのちがい
2.untilとbyの英作文!
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untilとbyのちがい
中学校では、つぎのように学習したと思います。
・until=〜まで(継続)
・by=〜までに(期限)
どのようにちがうのか、ピンとこないかもしれないですね。
そこで、そこで、ここでは具体的な例を使用して説明します。
(例1)朝まで飲んでいた。
朝まで読んでいたということは、朝までずっと「継続して」飲んでいたということですよね。
このようなときは、前置詞の「until」を使います。
つまり、「until=〜までずっと継続して」という意味です。
(例2)5時までに宿題を終わらせる。
宿題を終わらせるには、3時でも4時でもいいですよね。
5時はあくまで「期限」です。
このようなときは、前置詞の「by」を使います。
つまり、「by=〜までに(その時を期限に)」という意味になります。
(問)「10時までに書類を提出する」の「までに」はbyとuntilのどちらを使いますか。
書類を提出するのは10時でなくても構いませんね。
8時でも9時でもOKです。
つまり、10時は「期限」です。
よって、前置詞の「by」を使います。
「until」と「by」は、「〜まで」という同じような意味なので、ややこしいと思いますが、しっかり覚えておいてくださいね。
untilとbyの英作文!
「彼女は、暗くなるまでテニスをした」を英語になおしてください。
日本語を英語になおすには、以下の3つの手順に従えば、簡単にできるのでした。
1.まず主語、動詞、目的語、補語などを見つける
2.英語の語順になおす
3.それぞれを英語になおす
※)主語、目的語、補語が、よくわからない場合は、「基本にカエル英語の本〜レベル1」を読みましょう。
というわけで、上記の手順に従って、英作してみましょう。
1.まず主語、動詞、目的語、補語などを見つけます。
・彼女は → 主語
・暗くなるまで → 前置詞句
・テニスを → 目的語
・した → 動詞
2.次に英語の語順になおします。
英語では「主語+動詞+目的語+前置詞句」の語順でした。
よって、「彼女は(主語)+した(動詞)+テニスを(目的語)+暗くなるまで(前置詞句)」となります。
3.それぞれを英語になおします。
・彼女は → She
・した → played
・テニスを → tennis
・暗くなるまで → ??
「暗くなるまで」は「暗くなるまでずっと」ですよね。
よって、untilを使います。
「until dark」です。
よって、答えは「She played tennis until dark.」です。