不定詞の副詞的用法(enough to)(中学英語)
このページでは、中学2年生で学習する「不定詞の副詞的用法(enough to)」について、丁寧に説明しています。もう「英語が苦手」とは言わせません!
<目次>
1.「A enough to 〜 = 〜するだけ(ほど)十分にA」を覚えよう!
2.「A enough to 〜 = 〜するだけ(ほど)十分にA」の英作文!
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「A enough to 〜 = 〜するだけ(ほど)十分にA」を覚えよう!
「He is old enough to do so.」を訳してみてください。
※)「enough」は「十分に」という意味です。
つぎのように、toで区切ってみます。
He is old enough / to do so.
「He is old enough」は、「彼は年をとっている。十分に」となります。
「to do so」は、どのように訳せばいいのでしょうか。
「to+動詞」は以下のいずれかです。
1.〜すること(不定詞の名詞的用法)
2.〜するための、〜すべき(不定詞の形容詞的用法)
3.〜するために(不定詞の副詞的用法)
他の意味だと変になるので、上記3の「〜するために」ですね。
よって、「そうするためには」となります。
まとめます。
・「He is old enough」は、「彼は十分に年をとっている」
・「to do so」は、「そうするためには」
よって、「彼は十分に年をとっている。そうするためには=そうするためには彼は十分に年をとっている」となります。
言いたいことはわかるのですが、わかりにくいですね。
そこで、「A enough to 〜」の形がでてきたら、公式のように「〜するだけ(ほど)十分にA」と訳すのだと覚えておきましょう。
この使いかたは「A enough / to 〜 = 十分にA / 〜するだけ(ほど)」と区切ります。
「He is old enough / to do so.」
=「彼は、十分に年をとっている / そうするほど」
=「彼はそうするほど十分に年をとっている。」
よって、答えは「彼はそうするほど十分に年をとっている。」です。
「A enough to 〜 = 〜するだけ(ほど)十分にA」の英作文!
「彼はこの車を買えるほど、お金持ちだ」を英語になおしてみましょう。
「A enough to 〜 = 〜するだけ(ほど)十分にA」を覚えていますか。
「A enough / to 〜 = 十分にA / 〜するだけ(ほど)」と区切って考えるのでした。
問題文を見てください。
「〜するだけ(ほど)」はどの部分ですか。
「この車を買えるほど」ですよね。
よって、「彼はお金持ちだ」「この車を変えるほど」と分けることができます。
・彼はお金持ちだ → A enough → He is rich enough
・この車を変えるほど → to〜 → to buy this car
よって「He is rich enough to buy this car.」となります。