不定詞の名詞的用法(応用)(中学英語)

このページでは、中学2年生で学習する「不定詞の名詞的用法(応用)」について、丁寧に説明しています。もう「英語が苦手」とは言わせません!

<目次>
1.不定詞の名詞的用法の復習
2.「It is A to〜」を使いこなせるようになろう!
3.「It is A to〜」の英作文!


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不定詞の名詞的用法の復習

「動詞+こと」を英語になおすと、「to+動詞」になるのでした。

(例)走る+こと = to+run
(例)本を読むこと = to read a book
※忘れていれば、不定詞の名詞的用法を読んでください。

ここでは、もう少し難しいことを学習します。

「It is A to〜」を使いこなせるようになろう!

「英語を教えることは難しい」を、英語になおしてみてください。
(ヒント)教える:teach、難しい:difficult

「何が」難しいのですか?
そうですね。「英語を教えること」ですね。
つまり、主語は「英語を教えることは」です。

この文は「です」をつけて「英語を教えることは難しいです」としても、不自然ではありません。
つまり、この文には「補語」があります。
では、どの言葉が補語なのでしょうか。
「主語」と「です」で、はさまれた言葉が補語でした。つまり、「難しい」が補語ですね。

主語 補語 (です)
英語を教えることは 難しい (です)

問題文は「主語+補語+です」の第二文型です。
第二文型を、英語になおすと「主語+be動詞+補語」になりました。

主語 be動詞 補語
英語を教えることは (です) 面白い

「英語を教えること=to teach English」、「難しい=difficult」なので、つぎのようになります。
また、主語は「to teach English(英語を教えること)」で、「それ」で言い換えることができるので、be動詞は「is」を使います。

主語 be動詞 補語
英語を教えることは
To teach English
be動詞は「is」を使う 難しい
difficult

よって、答えは「 To teach English is difficult.」です。

ここまでは大丈夫ですね。
もし、駄目なら「基本にカエル英語の本」で復習してくださいね。
http://www.ekaeru.com/

さて、ここからが本題です。
英語では、長いものや、ややこしいものは、すべて「後」に持っていって、結論から先に言います。
日本語と英語の文を比べてみると、わかりますよね。

◆日本語のイメージ
「私のおじさんは、私が空港で見た女性と結婚した。」

◆英語のイメージ
「私のおじさんは結婚した。女性と。そして、その女性を私は見た、空港で。」

さて、さきほどの問題の解答をみてみましょう。

さきほどの問題の答えは「To teach English is difficult.」でした。
この文の主語は「To teach English」、動詞は「is」、補語は「difficult」でしたが、この文では明らかに、「主語」の部分が長いですよね。

主語 be動詞 補語
英語を教えることは
To teach English
be動詞 難しい
difficult

この文のように、主語が「to〜」の形になっていて、しかも、長い場合、その「to〜」を後に持っていきます。

「To teach English(主語)」「is difficult」
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
「■ is difficult」「to teach English」

そして、元々「to teach English」のあった部分(■の部分)に、「It」を持ってきます
つまり、「To teach English is difficult.」=「It is difficult to teach English.」になります。

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「It is A to〜」の英作文!

「英語を勉強することは面白い」を、英語になおしてみてください。
(ヒント)面白い:interesting

「何が」面白いのですか?
そうですね。「英語を勉強すること」ですね。
つまり、主語は「英語を勉強することは」です。

この文は「です」をつけて「英語を勉強することは面白いです」としても、不自然ではありません。
つまり、この文には「補語」があります。
では、どの言葉が補語なのでしょうか。
「主語」と「です」で、はさまれた言葉が補語でした。つまり、「面白い」が補語ですね。

主語 補語 (です)
英語を勉強することは 面白い (です)

問題文は「主語+補語+です」の第二文型です。
第二文型を、英語になおすと「主語+be動詞+補語」になりました。

主語 be動詞 補語
英語を勉強することは (です) 面白い

「英語を勉強すること=to study English」、「面白い=interesting」なので、つぎのようになります。
また、主語は「to study English(英語を勉強すること)」で、「それ」で言い換えることができるので、be動詞は「is」を使います。

主語 be動詞 補語
英語を勉強することは
To study English
be動詞はis 面白い
interesting

よって、答えは「To study English is interesting.」です。
さて、英語では、長いものや、ややこしいものは、すべて「後」に持っていって、結論から先に言います。
よって「to〜」を後に持っていきます。

「To study English(主語)」「is interesting」
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
「■ is interesting」「to study English」

よって「It is interesting to study English.」になります。

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