現在完了形の継続(中学英語)

このページでは、中学2年生で学習する「現在完了形(継続)」について説明しています。もう「英語が苦手」とは言わせません!

<目次>
1.現在完了形(継続)とは?
2.現在完了形(継続)
3.現在完了形(継続)とよく一緒に用いられるもの
4.現在完了形のまとめ


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現在完了形(継続)とは?

つぎの2つを見てください。

「滞在する」という動詞の形を変えると――。
(ア)滞在した → 過去の話
(イ)滞在するでしょう → 未来の話

このように動詞の形を変えたり、助動詞をくっつけたりすることで、「いつ」の話なのかを表すことができるのでした。

さて、今まで「過去形」「現在進行形」「未来形」について勉強してきました。
実は「いつの話なの?」は、これだけではありません。
その1つに現在完了形(継続)があります。

(ウ)ずっと滞在している → 現在完了形(継続)

「ずっと〜している」と継続しているときに現在完了形(継続)を使うと覚えておきましょう。

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現在完了形(継続)

「私は、1時間、ずっと宿題をしている。」を英語になおしてください。
※1時間:for an hour(文末にもっていきます)

以下の手順通りにすれば、簡単に英作することができるのでした。

1.主語、動詞、目的語、補語を見つける
2.英語の語順になおす
3.それぞれを英語になおす
※)主語、目的語、補語が、よくわからない場合は、「基本にカエル英語の本〜レベル1」を読みましょう。

上記の手順通りに、英作してきます。

1.主語、動詞、目的語、補語を見つける

以下のようになりますよね。
「私は(主語)、1時間(文末へ)、宿題を(目的語)、ずっと、している(動詞)。」

2.英語の語順になおします。

英語では以下の語順になりますよね。
「私は(主語)、ずっと、している(動詞)、宿題を(目的語)、1時間(文末へ)」

3.それぞれを英語になおします。

・私は→I
・ずっと、している→?
・宿題を→my homework
・1時間→for an hour

「ずっと、〜している」は、現在完了形の継続なので、「have + 過去分詞」の形にします。
動詞の「do(する)」の過去分詞は「done」です。

よって、答えは「I have done my homework for an hour.」となります。

現在完了形(継続)とよく一緒に用いられるもの

現在完了(継続)は、「since〜(〜から)」や「for+期間(〜の間)」が使われることが多いです。
覚えておきましょう。

現在完了形のまとめ

「have + 過去分詞」の形を「現在完了形」というのでした。現在完了形は、以下のいずれかです。

1.完了(〜してしまった)
2.継続(ずっと〜している)
3.経験(〜したことがある)

「have + 過去分詞」の形は、上記のいずれかの日本語訳になるわけですね。
ちなみに日本人には「完了も継続も経験も全然ちがうのに、なぜ、すべて『have + 過去分詞』で表せるの?」と感じますが、英語を母国語とするかたたちは「同じ」と感じているからこそ、同じ「have + 過去分詞」で表します。この感性はなかなか理解しがたいので、入門レベルのうちは覚えてしまっても構いません。

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