英単語は「五感」と「体感」を駆使して覚えよう(中学英語)

中学英語レベルだと「英文法を理解→参考書に出てくる英単語を覚えていく→問題集を解く→演習問題に出てくる英単語を覚える」のように英単語を覚えていけばいいのでした(参考:中学英語の単語の覚え方)。
ここでは、具体的にどのように覚えればいいのかを紹介します。

<目次>
1.五感と体感を駆使すると覚えられる
2.自分で工夫してみよう


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五感と体感を駆使すると覚えられる

記憶の仕組みから、人は「五感」「体感」を伴えば伴うほど覚えやすく、忘れにくくなります。
どういうことでしょうか。

<五感>
・聴覚(聞く)
・視覚(見る)
・触覚(触る)
・味覚(味わう
・嗅覚(におう)

<体感の例>
・歩く
・手を動かす

多くの中学生は、英単語を「見る」だけで覚えようとします。
だから、なかなか覚えられないですし、覚えたと思ってもすぐに忘れてしまうのです。
なぜなのか。
それは、先ほど紹介したうちの「視覚(見る)」だけしか使っていないためです。
そこで、「見る」だけではなく、たとえば「発音する」といいでしょう。
発音するということは、口を動かすわけなので「体感」することになります。また、発音すると自分の耳に音が入ってきます。つまり「聞く(聴覚)」も加わります。
つまり、英単語を見て発音して覚えると、「視覚」だけではなく「聴覚」「体感」が加わるので英単語を覚えやすく、また忘れにくくなるのです。
このように、五感、体感を伴わせれば伴わせるほど、覚えやすく、忘れにくくなります。

・見て覚える
→視覚(見る)
→五感1つだけなので、覚えにくく忘れやすい。

・英単語を見て、発音して覚える
→視覚(見る)、体感(口を動かす)、聴覚(聞く)
→五感のうち2つ、体感を使うので覚えやすく、忘れにくくなる。

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自分で工夫してみよう

この理屈がわかれば、たとえば自分なりの英単語の暗記方法をつくれるのではないでしょうか。

・英単語を見て、発音しながら、紙に書いて覚える
→視覚(見る)、体感(口を動かす)、聴覚(聞く)、体感(書く)
→五感のうち2つ、体感のうち2つを使うので覚えやすく、忘れにくくなる。

他にも、書くと覚えやすくなりますが時間がかかるので、書くことの代わりに「部屋を歩き回る(体感)」を選ぶ人もいます。

自分なりの英単語を覚える方法をつくってみましょう!

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