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長文の読み方(中学英語)
英語学習といえば、英会話に目がいきがちですが、高校受験・大学受験となると、長文を読む必要があります。また社会人になってからも、TOEICなどの試験にて長文は出題されますし、社用で長文を読む機会もあります。
やはり長文の読み方を知っておいて損はなさそうです。
そこで、ここでは長文の読み方を紹介します。
※)中学英語レベルの話です。
文法を理解していると、英文が読めるようになる!
以下の英文を日本語になおしてみてください。
(例)I discussed the plan.
discussedは、知らない単語ではないでしょうか。
長文を読んでいると、このように知らない単語がでてくることもあります。
その際に役立つのが文法の知識です。
どのように文法の知識を生かすのでしょうか。
次のように考えていきます。
文法の「第三文型」を勉強していれば、英語は「主語」「動詞」「目的語」の語順になっているとわかりますので、discussedを知らなくても、以下のように推測できます。
主語 + 動詞 + 目的語
I + discussed + the plan.
※)もし、「主語」「動詞」「目的語」がわからないなら、「基本にカエル英語の本〜レベル1、レベル2、レベル3(スリーエーネットワーク)」 で学習してください。
「主語+動詞+目的語」の第三文型は、「〜は…を、どうする」という日本語訳になります。
だから、「わたしは、その計画を、discussした」となって、「わたしはその計画を何かしたんだ」となんとなく意味がわかります。
※)「わたしはその計画について議論した」となります。
このように、英文に知らない単語があっても、文法の知識があれば、なんとなく日本語訳がわかるようになります。
長文には、必ずといっていいほど、知らない単語がでてきますので、文法の知識を身につけておく必要があります。
文法は「理解」する必要がある
ただし、文法は「理解」する必要があります。
中学英語を「理解」する方法については、下記で紹介しています。
・中学英語を「理解」するには?
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文法の問題集を解いて知識を定着!
中学英語の文法を理解すれば、文法の問題集を解いて知識を定着させましょう。
「長文を読みたいのに、なぜ文法の問題集?」と思ったかもしれません。
なぜなのか、理由は主に2つあります。
1つ目は、文章は文から成り立っているので、文法を勉強しないと長文を読めないためです。
どういうことでしょうか。
日本語で考えてみましょう。
・雨が降った。
・( )になった。
・( )にいった。
3つの文があります。
この3つの文で1つの文章になっていますが、2文目、3文目は何が書かれているのかわからないですよね。
その結果、この文章で何が書かれているのかもわからないと思います。
このように、文章は文から成り立っているため、いくかの文が理解できないと何が書かれているのかもわからなくなります。
1つの文の意味を理解するためには、ボキャブラリーと文法の知識の2つが必要です。
というわけで、長文読解の前に、文法の問題集を解くといいわけです。
2つ目の理由は、ボキャブラリーがないのに多読をしても効果がないためです。
まったく言葉を知らないのに、本を読むことができると思いますか?
できないですよね。
「辞書で言葉を調べればいい」というひともいるようですが、大半の言葉を知らない状況で、いくら言葉を調べてもほとんど読書の効果はありません。
読書や多読はある程度のボキャブラリーがないと意味がないのです。
というわけで、単語を覚えていきたいところですが、単語を覚えるのと文を読むのは同時にしたほうが効率的です。
そこで、登場するのが文法の問題集です。
文法の問題を解くことで、文法の勉強をしつつ英単語を覚えていくのです。
ある程度、ボキャブラリーが強化されたあとに多読するといいでしょう。
多読と精読をセットに!
英語学習を効率的に進めるためには、「多読」と「精読」の両方を取り入れることが非常に重要です。まず「多読」とは、さまざまな英文をたくさん読むことを指します。例えば、英語のニュース記事、短編小説、エッセイ、SNSの投稿、旅行ガイドなど、ジャンルや長さにこだわらず、幅広い文章を読んでいく学習法です。多読の目的は、単語や文法をただ覚えるのではなく、英文に慣れて自然に理解できるようになることです。たくさんの文章に触れることで、英語特有の表現や言い回し、文章の流れを肌で感じ取れるようになり、リーディング力が着実に向上します。最初はわからない単語や表現があっても構いません。大切なのは、意味をおおまかに理解しながら、文章全体を楽しむことです。
一方で「精読」は、ひとつの英文をじっくりと分析し、文の構造や細かい意味を正確に理解する学習法です。例えば、ある英文を読むときに「主語はどれか」「動詞は何か」「修飾語はどこまでか」など、文の要素を一つひとつ確認していきます。さらに、文中の単語や熟語の意味、文法のルール、ニュアンスまで丁寧に理解することが精読の目的です。精読を行うことで、文法の知識が定着し、英文を論理的に理解する力が身につきます。特に、難しい文章や抽象的な文章、学術的な文章を読む場合は、この精読の力が不可欠です。
どちらか一方だけを行う学習では、偏った力しかつきません。多読だけでは、英文の意味をざっくり理解できるようになりますが、文法の知識や正確な理解力が不十分になりがちです。逆に精読だけでは、英文の構造や文法は理解できても、実際に文章をスラスラ読む力や、英語に慣れる感覚が十分に養われません。ですから、英語学習では多読と精読をバランスよく組み合わせることが重要です。具体的には、まず多読で英文に慣れ、感覚を身につけたうえで、気になる文章や理解が難しかった文章を精読で丁寧に分析する、という流れが理想的です。このように両方をセットにすることで、読む力が飛躍的に向上し、リーディングだけでなく、ライティングやリスニング、スピーキングの力にもつながります。
多読と精読は、どちらが優れているかという問題ではありません。それぞれの役割が異なるため、両方を取り入れることが学習効果を最大化するポイントです。初心者はまず多読で英文に慣れ、中級以上になったら精読で細かい文法や語彙を確認する、という段階的な学習もおすすめです。こうした学習法を続けることで、英文を読むスピードや理解力が確実にアップし、英語で情報を収集したり、表現したりする力も自然と身につきます。英語学習の楽しさを感じながら、効率的に力を伸ばすために、多読と精読をぜひセットで取り入れてみてください。
語彙力は高めよう!
英語学習において最も基本でありながら、非常に重要な要素のひとつが「語彙力」です。語彙力とは、簡単に言えばどれだけ多くの単語や表現を知っていて、適切に使えるかという力のことです。実際、語学力を伸ばすうえで文法や発音も大切ですが、最終的に言語を使いこなすための根本は語彙力にあります。ある程度の文法を理解していても、必要な単語を知らなければ、文章を読んだり、会話をしたり、書いたりすることは困難になります。逆に、語彙力が豊富であれば、文法や表現の幅も自然に広がり、英語を読む・聞く・話す・書くのすべてのスキルが伸びやすくなります。ですから、「語学は語彙力を如何に高めるか」と言っても過言ではありません。
では、具体的にどうやって語彙力を高めるかというと、最も効果的なのは「実際の文章や会話の中で単語に触れること」です。たとえば長文の英文を読んでいるとき、知らない単語や表現に出会うことがあります。その単語をただ飛ばすのではなく、意味を調べ、文脈の中でどのように使われているかを確認することが大切です。単語帳やアプリで覚える方法もありますが、文章の中で覚えた単語は、単独で覚えたときよりも記憶に残りやすく、自然な使い方も理解しやすくなります。さらに、その単語を自分で使った例文を作る、声に出して読んでみる、といったアウトプットを組み合わせると、定着率が格段に上がります。
また、語彙力を高める学習では「量」と「質」の両方が重要です。量の面では、できるだけ多くの単語に触れること。長文読解やニュース記事、英語の小説やエッセイ、さらには英語のブログやSNSなど、多様な文章を読むことで、新しい単語や表現に自然に出会うことができます。質の面では、覚える単語のレベルや使い方を意識することです。例えば、日常会話で頻繁に使う単語やフレーズ、ビジネスで必要な専門用語、学術的な文章でよく出てくる表現など、目的に応じて語彙を選ぶと効率的です。
さらに語彙力は、英語の4技能すべてに直結します。読む力(リーディング)では、知らない単語が多いと文章の意味を正確に理解できません。聞く力(リスニング)では、単語が聞き取れても意味が分からなければ内容を理解できません。話す力(スピーキング)や書く力(ライティング)では、自分の考えを表現するための単語が不足すると、思うようにコミュニケーションできません。つまり、語彙力を増やすことは、英語の総合力を底上げする最も直接的な方法と言えます。
結論として、英語学習では語彙力を意識的に増やすことが非常に重要です。長文を読む際に知らない単語に出会ったら、必ず覚えるようにし、できればその単語を自分で使った例文も作る。これを習慣化することで、単語は記憶に定着し、文章理解や表現力が格段に向上します。毎日少しずつでも新しい単語に触れることを続けると、半年後、1年後には確実に語彙力の差が実感できるはずです。語彙力の積み重ねが、最終的には英語力全体を支える土台になるのです。