中学英語が理解できると高校英語もできるようになる!
英文法は不思議な学問です。
なにが不思議なのかというと、「中学英語」を理解できれば、「高校英語」も、苦労せずに理解できるようになるというところです。
では、なぜ、中学英語が理解できると高校英語も理解できるようになるのでしょうか。
<目次>
1.なぜ、中学英語が理解できれば、高校英語ができるのか?
2.中学英語はできたのに、なぜ高校英語でつまづくのか?
3.高校英語も理解できたのに、英語が得点源にならない理由
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なぜ、中学英語が理解できれば、高校英語ができるのか?
本を読むとき、「あらすじ」がわかっていると、すんなり話しがわかります。
それと同じです。
学校英語を1冊の本でたとえると、中学英語で「あらすじ」を読んで、高校英語で、「じっくり、細かいところも読む」という感じです。
つまり、中学英語で、英文法の基本的なところだけ、ざっと勉強して、高校英語で詳しいところも含めて、じっくり勉強するというイメージといえます。
これで、中学英語を理解できれば、英文法の「概要」がわかって、高校英語ができるようになる理屈をわかっていただけたでしょうか。
中学英語はできたのに、なぜ高校英語でつまづくのか?
中学英語の成績は良かったのに、高校英語ができない子供たちがいます。
なぜ、中学英語はできたのに、高校英語でつまづくのでしょうか。
それは、中学英語を理解せずに暗記で乗り切ったためです。
中学英語で使われている英単語は簡単です。
また、丸暗記していれば解けるような問題ばかりです。
本当は理解していないのに理解したつもりになっていて、丸暗記で点数がとれていただけだったのに、英語が得意と勘違いしてしまい、高校英語で一気についていけなくなったと考えられます。
高校英語でついていけなくなれば、中学英語からやりなおしましょう。
中学英語の問題集を単に解くのではなく、理解するようにしましょう。
そのために「中学英語を「理解」するには?」を読んでみてください。
中学英語が、暗記ではなく理解できるようになります。
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高校英語も理解できたのに、英語が得点源にならない理由
「中学英語はいわば、あらすじ」
それをわかった上で中学英語を理解して、高校英語もわかるようになったのに、英語が得点源にならないこともあります。
なぜでしょうか。
その原因は、語彙力、読解力などに問題があることが多いです。
これは「国語(日本語)」を考えればわかります。
いくら正しい文章を読み書きできるようになったからといえ、自分の専門外の文章は、知らない言葉だらけで読めないのではないでしょうか。
語彙力を高めることが大切です。
また、語彙力を高めようと、単語集を1ページから覚えてもすぐに忘れてしまいますし、国語で辞書の1ページ目から言葉を覚えていったひとはいないと思います。
文章をたくさん読んだり、ひとと話したりして、知らない言葉を片っ端から覚えていったのではないでしょうか。
というわけで、中学英語や高校英語を理解することが何よりも大切です。
そのあと、英文を読んだり、英単語を覚えていかないと、英語の成績はのびません。