中学英語の問題を解いた後の注意点
中学英語の問題を解く前に、英語を理解する必要がありました(※1、※2)。
英語を理解した後は、知識を定着させるためにも練習問題を解く必要があります。練習問題といえば、問題集です。どのような問題集を選べばいいのでしょうか。英語の参考書を多数、執筆している著者が、「中学英語の問題集の選び方」について、わかりやすく解説しています。
(※1)中学英語の問題を解く前にすべきこと
(※2)中学英語を「理解」するには?
<目次>
1.ページ数のが少なく、単語が簡単な問題集を選ぼう
2.ページ数のが少なく、単語が簡単な問題集は特に子供に有効!
3.英語学習に慣れてくれば「網羅性」のある問題集を解こう
4.勉強の達人の勉強法
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ページ数のが少なく、単語が簡単な問題集を選ぼう
英語学習で一番の大敵は「挫折」です。
どれだけ素晴らしい問題集を利用していても、挫折してしまえば何も残らないためです。
そこで、挫折しないような問題集を選ぶ必要があります。
では、どのような問題集を選ぶと挫折せずにすむのでしょうか。
それはズバリ、ページ数が少なくて、単語が簡単な問題集です。
誰しも最初は「さあ、問題集を解くぞ」という、やる気がありますが、それは長続きしません。
だから、やる気があるうちに、問題集一冊丸ごと終わらせることが理想です。問題集を一冊やり終えると、達成感とともに、ふたたび、やる気がわきでてきますので、やる気が長続きします。そうすると、また次の問題集を解くことができるようになります。
ただ、問題集に掲載されている単語のレベルが高いと、問題を解いているうちに嫌になって挫折してしまうので、最初は「play」「baseball」「desk」などの中学一年生レベルの簡単な単語ばかり載っている問題集を選ぶようにしましょう。
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ページ数のが少なく、単語が簡単な問題集は特に子供に有効!
幼ければ幼いほど「なぜ英語学習しないといけないのか」の意識は低くなります。
英語学習の意識が低ければ低いほど、すぐに挫折します。
たとえ挫折しなくても、子供本人のやる気が乏しければ、いくら勉強させても身に付きません。
というわけで、ページ数のが少なく、単語が簡単な問題集は特に子供に有効といえます。
子供には、できるだけ文字のフォントが大きく、簡単な英単語が使われているドリルを買い与えるといいでしょう。
英語学習に慣れてくれば「網羅性」のある問題集を解こう
ページ数の少ない問題集を解いているうちに、英語の勉強に慣れてきます。
その後は、「網羅性」のある問題集を解くようにしましょう。
網羅性のある問題集とは、中学英語で学習すべき内容がモレなく、すべて掲載されている問題集のことです。
網羅性のある問題集は、ぶ厚くなる傾向があるので、英語学習に慣れていないうちに着手すると、ほとんどの人が挫折してしまいます。
しかし、ページ数の少ない問題集を解いて英語学習に慣れた後ならば、挫折せずに勉強できるようになります。
勉強の達人の勉強法
以上が、一般的な英語学習法です。
ただし、勉強の達人は少し違うことをします。
それは「勉強の達人は、問題集の代わりに「コレ」という一冊の要点集を使う」にて。